今にも駆け出しそうなその夢が

世界に押しつぶされてしまったら

僕がアンプを持って向かうから

君は君の心を握ってて

 

その入り口にケーブルをさして

ゲインを目一杯まで上げて

歪んだってそんなの構わない

声にならない声を聴かせてよ

 

このまんまるい地球を客席に

君は君自身をそのステージに

そこで掻き鳴らされるその音に

鳴り止むことのない拍手が響く

 

 

君は広い客席を見渡す

遠く後ろのほうに目を向ける

一番後ろで拍手を送るのは

地球を一周して見た君だ

 

 (RADWIMPS「アルトコロニーの定理」より One Man Live）